アサヒビールが「ドライゼロ」を新発売!
ドライなノンアルコール誕生!!
-本格的な飲みごたえ、お客さまが”求める味”にこだわったアサヒの自信作-
ドライなノドごしでカロリーオフのビールテイスト清涼飲料です。氷点貯蔵によるクリアな後味でお客さまが求める理想の味を実現!
新たな製法によりドライなビールテイスト清涼飲料を実現!
これまでのビール類の製造で培った技術や知識を駆使した新たな製法により、従来の製法に比べ甘みや雑味を残すことなくドライな味わいを実現。
氷点貯蔵にすることでクリアな後味を実現!
アサヒドライゼロの液として出来上がった後、ろ過前に氷点貯蔵(0~2゜cで一定期間貯蔵)することでクリアな後味を実現。
ノンアルコールビールはアルコール度1%未満のことを指すが(アルコール飲料とはアルコール度1%以上と酒税法で決まっていて、ノン・アルコール飲料とは「非アルコール飲料」の意)、当然ここではアルコール度ゼロのアルコールフリービールのこと。
キリンの「キリンフリー」から始まったアルコールフリーの波はすざまじく、あっという間に0.9%やら0.1%のノンアルビールが消えてしまった。そこにサントリーが「オールフリー」を出しカロリーゼロとライトな味で女性層を掴み、さらに大きな営業力?で売上No.1に。またサッポロはホップをきかせた「プレミアムフリー」をスタンダード価格で出して男性こだわり層をキープ。
そんななかでアサヒビールは「ダブルゼロ」を出すも大して営業に力をいれる風も見えずそのまま三社に埋もれてしまったかに見えた・・・。
ところが一転、あの看板商品の「ドライ」をつけたアルコールフリーをいきなり発表。外観もスーパードライがガンダムならドライゼロはジムといったところ。
新発売のニッカウィスキーに創業者「竹鶴」の名前を持ってきたときくらい失敗は許されない意気込みが感じられる。
業界のことはよくわからないが石川遼を起用し「TVCMは発売4ヶ月間で約5000GRPを投入予定!」とのことらしい。
なおキリンやサントリーが、スーパードライとデザインが酷似しているところから誤飲により飲酒運転や未成年の飲用を懸念するコメントを出したそうだが、そもそも未成年者がビールテイスト飲料を飲むことに疑問を感じるし、スーパードライと間違えてドライゼロを飲んでも問題はなく、ドライゼロと間違えてスーパードライを飲むほどドライゼロは売れるんだろうかと疑問は残る。
問題は飲酒運転の運転手が「ドライゼロと間違えてスーパードライを飲んだ」と言って捕まったり事故したのはアサヒのせいだと訴えることなので、他社の心配は大きな親切なのだろうか??