キリン[キリンゼロ<生>]を試飲しました。
糖質ゼロ、低カロリーNo.1はそのままに、
キリンゼロは、<生>のうまさへ。
2010年3月3日リニューアル新発売の
発泡酒、[キリンゼロ]を試飲しました。引き続き
「発泡酒の中で一番低カロリー」がウリです。
ちなみに
「<生>のうまさへ」というフレーズの理由はパンフレットでもニュースリリースでもわからずじまいです。
そもそも<生>とうたえるのは
、「蒸留された原料を含まないこと」という条件があるそうです。つまり麦由来のスピリッツ(蒸留酒)をまぜることで麦風味を出しているビール類においては、この<生>は使えません。
キリンゼロは「蒸留原料を使っていない」というアピールと想われますが、「うまさ”へ”」ということはリニューアル前はそうであったのでしょうか・・・。
HPの成分表を見てもスピリッツとは書いていないので、どういう変化があったのかはわかりません。ご存知の方がいたら教えてください(笑)
試飲した感想
流行のいわゆる(糖質)ゼロ商品で、ビールにおいてはうまみが今一つという先入観で飲んでみたら、「おやっ?」と思わず缶を手に取ってしまいました。
それだけ美味しかったんです。
で、缶をよく見てみたら、成分表示に
「甘味料(アセスルファムK)」と書いてありました。ビール類では初めてみたような。
つまり糖分を削るとどうしても旨みが減ってしまう。消費者はダイエットの替わりにそれをガマンして飲まざるを得なかったと。
そこに糖分の変わりに糖質ではない甘味料(ステビアとか)を使うのはゼロ商品ではよく使う手ですが、今回ビールにおいてもその手を使い旨みを出したものと思われます。
たしかにリニューアル前後の成分表を見比べると、今回そこが違いらしいです。
つまり
「ダイエットしてても、ガマンして飲まなくてもいい」と。
しかし、その甘味料使用により確実に「美味しく」なっているものの、それが「<生>のうまさ」なのかは謎です。
<生>になったから美味しい、というのはどうも解せないのですが、ひょっとしたらアサヒビールが「麦由来のスピリッツを使用した商品ほうが、使用しない商品よりいい」という宣伝をしているのに対抗した一手なのかもしれないと思ったりしました。真偽はわかりませんが・・・。
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