ノンアルビール飲み比べ

管理人@よるタン

2012年02月24日 17:30



アサヒのドライゼロの参入でにわかに激戦となっているノンアルビールというか、アルフリ(アルコールフリー)ビール。

アサヒがドライゼロをテレビで石川遼を使ってド派手に大量CMを売っているのは、ゴルフ場のビール市場をねらってのこともあるのか?ちなみにカロリーオフ。

サッポロのプレミアムフリーは、田中麗奈は家での休日(休日ならアルコール飲んでもいいのでは・・・)、宮川大輔は会議のお昼というオフィス狙いのCMで、「麦芽100%麦汁と一部ファインアロマホップ使用」のリニューアル。

サントリーのオールフリーは、三浦友和と榮倉奈々のバカぼんベースののほほんとした家飲みイメージCMを打ち、「ダイヤモンド麦芽を一部使用してコクを出した」というリニューアルだが、もともと麦芽100%一番麦汁を使用。

迎え撃つキリンのキリンフリーは、瑛太がホームパーティーで昼からビール飲んでいるCMで、「①人工甘味料、合成香料、酸化防止剤不使用、②麦芽100%麦汁使用、③カロリーオフ」のリニューアルだが、①は以前のキリンフリーが使っていたのだろうが、現在他社が使っているということか気になるところ。


さて、表題の飲み比べだが、各社サンプルをくれる中、サントリーだけは「飲食店に直接提供します」と断られたので、残り三社で実行。

喉が渇いて三本も飲めそうな晩に一人実行。(ノンアルだから昼でもいいんだが。)

まずドライゼロは、以前会社で冷えてない状態で飲んだら、ノンアル特有の甘みがあったが、今回冷やしてみるとそれが中々に少ない。確かにドライでスッキリな作りながらビールもどきな感じが出ている。とはいえさすがにビール系飲料とは思えないが。

次にキリンフリーを飲むと、やはりドライゼロと比べてノンアル特有の麦汁っぽさというか甘みと酸味が感じられる。やはり麦汁を基本に開発されたことを考えると、水あめなどの発泡酒に大豆ペプチド、香料酸味料色素で作っているものと比べると後だしジャンケンされた感はある。

最後にプレミアムフリーを飲んでみると、酸味もあるが苦味がしっかり残る。その苦味がビールっぽいといえるような言えない様な・・・。とはいえ同じ値段で高いホップを沢山使っていてプレミアムなんだろうと思う。

ポテチやたまたまあったプリ大根などと一緒にそれぞれ食べてみたが、それぞれが食べ物のうまみと相乗効果を出していることは感じられなかった。もともとビールってそういうもでもないかもしれないが。


ということで、今まで業務用において(浜松だけかもしれないが)ビール以外のメーカー品は、ビールで協賛したメーカーのものを入れるという常識を、キリンがキリンのフリーを先駆けて開発したことで越境営業したことから、各社揃った今仁義なき草刈合戦が始まっている。

どの商品に収まるかは、各飲食店実際のみ比べでどうぞ、と飲み比べの結論はお茶を濁しておしまい。

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