
テレビCMでおなじみの
"サントリー生ビール"に、いよいよ2024年3月5日
中瓶と大瓶が発売されます。
家庭用市場から業務用市場に進出ということになります。
チラシに
"過去20年のサントリー缶ビール史上 最速で1億本突破"とあるように、CMでは若者にフォーカスしつつ「川の流れのように」のカバー曲を採用するなど全世代に訴え、評価されたということなのでしょう。
ちなみに去年のCMでは浜松の「浜松まつり」の映像が一瞬映りました・・・
サントリー生ビールといえばかつて「純生」であり、先代が愛飲しながら「純生はうまいんだけどなぁ・・・(けどなかなか売れない)」と嘆いていた記憶があります。濃い味のラガーからキレキレのドライに変わった時代の変遷期でした。

自分の記憶にあると言えば・・・

松田聖子の歌に乗ったCMと共に売り出された"ペンギンビール"がセンセーショナルでした。あんなアプローチがあるんだな、と。当時は若者にかなり人気でした。
その後発泡酒ブームが来て、純生はビールから発泡酒となり思い出深い白い缶。すっきりして飲みやすかった記憶があります。
そしてサントリーのビールは「モルツ」に変わり、そのプレミアム版の「プレミアムモルツ」がモンドセレクション三年連続最高金賞受賞という快挙をなしとげ、その大躍進は記憶に新しいところ。
プレミアムモルツがプレミアムビールの代名詞ともなった中で、モルツは今回「サントリー生ビール」に切り替わることになりました。
新しいブランドをつくるのではなく「これがサントリーの生ビールだ」と訴えるかのような気合の入ったネーミングにサントリーの意気込みを感じます。
飲食業界では"Z世代"と呼ばれる若者をどうとりこむかが課題となっているなかで、サントリーの新しいビールに期待したいと思います。