ヘネシー、ドンペリなど高級酒を扱うMHD(モエ・ヘネシー・ディアジオ株式会社)によると、会社全体ではこの不景気にも関わらず前年対比100.2%の売上だったとか。
震災にも関わらず関西で景気がいいのかと思いきや、年の後半からは北日本での売上がいいんだとか。
確かに震災で何もなくなったところはがれき処理もままならず復興も鈍いが、それでも土建業者は全国から集まり、国の予算やらで仕事もこなしきれないほどにある。
そんな業者は低利かもしれないが利益がないことはないわけで、そして職人にもその仕事に対する金は入る。
そんなわけで金を手にした彼らが集うのが繁華街ということになり、そこには酒と女が求められるというのは古今東西当然の摂理。
すべてを失って仮設住宅でくらす人達がいるなかで不謹慎という声もあるだろうが、そういうところで消費される金はまたそこで消費されて地元に還元されていく。
ヘタな大手流通やら外国資本の店で利益が他県や他国の本社に流れていくより余程いい。
そんな消費活動ででも被災地が早く立ち直りますように。